ウィーン在住の日本人ピアニスト Aiko Inada先生のピアノレッスンを受けてきました。
レッスンのきっかけは、先生のBlogを読んで、是非ご指導いただきたいと思った事、
ピアノを弾くときの姿勢やタッチの方法は、指導者によって、国によって違いがあるのではないか、
そして、音楽の都ウィーンの音楽環境を知りたいと考え
レッスンをお願いし、受けてきました。
先生のプロフィール ウィーン在住の伴奏ピアニスト、オルガニスト。詳しくは先生のBlogをご覧ください。
レッスンの前に、少しインタビューをさせていただきました。
その内容です。
ウィーンの音楽環境についてのインタビュー
Q 最近は、住宅事情から電子ピアノが普及していますが、ウィーンではどうですか?
A ウィーンでは、アパートの作りによって音漏れが変わってくるので、それによって電子ピアノも普及しているかもしれません。
Q ウィーンと日本の音楽の学び方の違いはありますか?
A 日本の学生の方が、ピアノの技術や譜読みのレベルが高いかもしれないが、ウィーンの人たちは、教会で小さい頃から歌っているので、音に対しての平行感覚がある。ハモったりとか自然にできる。音楽教室は半年で120€(約15,000円)でピアノを習う事が出来ます。これは、国が補助をしているからです。1人で3つ楽器を習っている人もいます。
ただし、専門的な指導を受ける場合は別です。
日本で指導されていたときのこと
Q 日本で指導されていたときは、どのような教本を使われていましたか?
A バーナム、ピアノどりーむ、バイエル、ブルグミュラーなど
Q 生徒のモチベーションを保たせるには?
A 発表をする場を増やし、発表会だけでなく、間におさらい会を開いていました。バイオリン、フルートなどの伴奏をさせたりもします。
以上がインタビューの内容です。
このレッスンはウィーン滞在の三日目に受けたのですが、それまでに気付いた事は、ウィーンの街はとても静かでした。レストラン、カフェ、ショップ、クリスマスマーケットでは、BGMが全くありません。スピーカーから流れてくる音楽が存在しないのです。唯一CDショップは流れてました。聞こえてくるのは、路上で演奏する生の音のみでした。
地下鉄の電車も静かだし、乗っている人も静かでした。日本のように、ガタンゴトンもなければ、若者の騒ぐ声も、おばさま達のお喋りの声もないのです。お喋りしている人はいましたが、耳がとても良いのかとても静かにお話していました。
次回のBlogでは、演奏のレッスンの内容を紹介します。
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